アウト・レイジ最終章にして最高傑作!
罵声の連発と暴力に焦点が向きがちだが、その物の情背景を語らせず敢えて「バカヤロー」の一言だけで解らせるシンプルな手腕は称賛に値する。見渡せばダラダラと喋らせ演出を過剰に足したがるバ監督どもにはこの作品の爪の垢を煎じ飲んで頂きたい。脱線するが全員悪人のキャッチコピーを見る度に、金にだけ執着する金融業界も悪人じゃないのか?とふと捻くれた考えもあるが「金儲けの何が悪い?綺麗も汚いもあるか!バカヤロー」と言われても是当然「私は間違った考えを持つ、しょうがない人間ですから。」