拷問男の93n35i5のレビュー・感想・評価

娘を殺害された父親の復讐劇。
物語前半で父の娘に対する愛情をふんだんに描写した後での犯人お料理タイムという流れ、そして犯人の外道具合も相まり拷問が全く可哀想では無い。拷問する側に肩入れしちゃうという何とも珍しい作品。
登場人物は多くないし犯人が誰かというのはすぐわかってしまうが、ミソは飽くまでも"復讐劇"の部分なのでその点に関しては特に気にならない。
全てをやり切った後の父親の様子が非常に胸に迫る。