MakiMinami

ナミヤ雑貨店の奇蹟のMakiMinamiのレビュー・感想・評価

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)
4.8
監督は、余命一ヵ月の花嫁で
脚本家の斉藤ひろしと組んでいる。
脚本家斉藤ひろしは、
「黄泉がえり」で日本アカデミー賞
で優秀脚本賞に輝き、
「秘密」や医療物の海堂尊作品を
手掛けている。

本作は、東野圭吾作品。
東野作品なので、
暗いイメージでミステリーを
想像しておりましたが、
とても温かいお話し。
always三丁目の夕陽を
思い出すようなセットと、
懐かしい電線のある街並み。
悩み相談をしてくれるおじさん。
西田敏行演じる店主の
雑貨店を中心に起こる人間模様。

シャッターの窓から悩み相談の
手紙を入れると次の日に
牛乳箱に答えが入ってる。

それぞれの悩みと
過去と現在が絡み合い、
うまくそれぞれの
人生が繋がっていく。

本は読んでいませんが、
映画の中の配役がマッチしていて、
それぞれの思いがうまく絡み合い、
過去が繋がっていく展開が
とても良くできている。

人の願いはバトンを手渡すように、
繋がり、思いもよらず願いは
叶えられることもある。
素敵な話でした。

夢のある人、
これから夢を探す人、
心が少し冷えてしまった人、
どうぞご覧ください。
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