昔キムタクがビストロスマップのトーク中？におススメしてたのが印象的なプリズン映画の傑作。…渋いな、木村拓哉さん映画のチョイスが。
海外の地トルコで逮捕され不当に長い刑期を言い渡された男。何とか牢獄を出ようと弁護士や妻に助けを求めるも自国の法律が通じない海外…刑務所内は刑務官や犯罪者の暴力で満たされ、男は絶望の中にいた…
画面上は常になにか流砂が待ってるような渇いてザラみを帯びた色合いが浮き出てる。それが余計に息苦しさを生み出してて、刑務所内の外と別世界にある閉塞感が見事。刑務所内では同性愛に目覚める人が盛んにいると初めて知ったとき、正直すこし野次馬的色めきを覚えたけど、この映画をみてそれは本人たちにとってとても切実な問題なのだろうと思い直しました…。奥さんとの面会シーンもかなりぐっとくる。
複雑な要素が絡む映画ですこし難しいけど、胸に迫る感動があります。ぜひ。
