ラグナロクの足音

100歳の現役アーティストのラグナロクの足音のレビュー・感想・評価

100歳の現役アーティスト(2015年製作の映画)
3.0
人生捨てたもんじゃないな。夫に先立たれ子どももいない孤独な100歳のおばあちゃん。しかし彼女には絵があった。1950年パリから流行った抽象画を現代にいたるまで追求し、やっと日の目をみたのが90歳を超えてからという。さらっと「私の素晴らしさに世間が気づくのがちょっと遅すぎるわよ」という彼女の軽快な答えに年齢を感じさせない若さがみえた。気持ち次第で青春は誰でも追い求められるものだと思った。年齢は数字にすぎないを体現している。誠にすばらしい。
ラグナロクの足音

ラグナロクの足音