長くなるけどネタバレはしてない
1リットルの涙とかセカチューとか、難病モノで泣かそうとしてくるとかほんとどうかと思うよ?!?!ってずっと思ってたし、この企画のねらいもたぶん難病モノで泣かせて儲けたいということに変わりはないと思うんだけど、だからといってナメたらあかん、大傑作
しょっぱなの映像が、映画『8年越しの花嫁』はじまりました!て感じの客観的な映像ではなく、尚志(佐藤健)のプライベートビデオとして撮られた、リハビリ中の何気ない瞬間の記録だったというところから、いい予感がしてた(タイトルも最初じゃなくて最後にもってきてたし)
リアリティーの積み重ね方が非常に好ましいというのが全体の印象
リアルなドラマというかドキュメンタリーの領域に踏み込んでもいたシーンもあったと思う
その上で、わりに大胆な飛躍もあるし映画的な喜びに満ちた瞬間もある
ブランコのシーンはロケーションも含めてほんとすき
そして役者と、役者の動かし方が完璧
佐藤健の演技はもともと信頼しているけど、今作では普段の控えめな表情と麻衣(土屋太鳳)だけに見せる笑顔のギャップで、彼女への想いを確信させてくれた
土屋太鳳もすごく頑張っていたし快活な笑顔がこれまた良かった
主役から端役に至るまでみんなのふるまいが過不足なく、最高だった
ほめすぎかなあ
はあよかった