このレビューはネタバレを含みます
原作読む→映画観る
の順番だとだいたい「原作のが良かったな」と思いがちなんだが、これは健闘していた
水を使った幻想的なショットは映画ならではだし
もう一つ衝撃的な改変は矢田部陽平という小児性愛者が「何をしたか」をはっきりと見せたということ
「あってはならない感情はこの世にない」というのが、原作とこの映画の表向きのメッセージだと思うが、
その感情が発露したときに誰かを傷つけることはあってはならない
殊に、子どもを傷つけることは絶対的に許されない
という強い「拒絶」が、矢田部のエピソードで強調されたように思う
最後に、Vaundyの主題歌があの2人にぴったりですごく良かった