春九千

エンド・オブ・ステイツの春九千のネタバレレビュー・内容・結末

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

3作目に至ってもその面白さは減速しらずの大成功

1作目は駆け引きのゲーム、2作目はアクション、3作目はサスペンス
観客の求める基本はそのままにどれも違う構成で楽しませてくれる

『ダイ・ハード』『ジェイソン・ボーン』ときて『ランボー』といった感じか

少ないセットとCGを工夫した1作目と、大きな製作費の2作目のいいとこ取り
しっかり見せたいアクションシーンや、屋外はしっかり現物で重厚感たっぷり

爆発シーンは素晴らしい吹っ飛び方だつたし、トレーラーのカーチェイスは超格好良かった

ストーリーもチェックメイトされたバニングにドキドキ
やっちまえバニングとこっちも興奮しラストはスッキリ

歳を重ねたバニングとPTSDに悩む父との対話も凄くよかったし、迎え撃つシーンはクスッとしてしまう

重々しい貫禄を見せるジェラルド・バトラーは髭モジャニック・ノルティと共に伝説的アクションスターの仲間入り

そしてモーガン・フリーマンはG20の仲間入り……全く違和感なくて笑う

3作合計340分、全くと言っていいほどダレず全部面白い見事なシリーズでした
『エンド・オブ・アース』はでるかな?

そしてメインディッシュは青い水に浮かぶバニング親子だったとさ、最高のプレゼントだった
春九千

春九千