れいん

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のれいんのレビュー・感想・評価

2.0
実写映画の方は中学生のとき、約十数年前に観たんですが期待どおりでした。悪い意味で。
意味わかんないんだもん。大人になったら分かるかなぁと思ったら、難解になってました。
ストーリーが全く同じかどうかもあんまりよくおぼえてないけど、大人になって観てみるとなぜかムカついたりイライラするシーンが多くて、なんて不思議な映画なんだろうと。大体年数空けて見直すと感動したり新たな発見があるものなのに。
男の子の言動が気持ち悪いし、特に先生同士の恋愛も気持ち悪いし、再婚する親も気持ち悪いし、思春期の男のモヤモヤしたどっちつかずの発言や感情や行動が頭にきちゃって本当に何!?って思ってしまった……知ってたけど改めて頭にきた笑
キャラデザもはっきりいって好きじゃない。一定数のオタクが好きな感じに仕上げてて、尚且つ胸や足や一定数に媚びてるとこが好きじゃない。制服とかも気持ち悪いデザインで気持ちが萎えた。
観ててカメラワークとか顔のアップや表情や切り取り方やキャラデザがアニメの化け物語に似てるなぁって何度も思った。
声優も典道の演技が下手すぎるし、中学生にしては低音すぎ。(菅田さんのことは好きです)

ただ映像はただひたすらに美しくてキレイだった。それだけが救い。本当にキレイ。花火とかすごく華やかで私は好き。
あとエンディングの歌。映像と歌だけ。良いところ。歌が良すぎて豪華すぎて内容に見合ってない。歌が可哀想。
映像と歌と他のプロの声優さんが良かったので点数を1にしたいところ2にしました。

この映画観て、あ、ループものだったんだって気づきました。
実写の方は今覚えている限り、奥菜恵さんがとてもキレイで瑞々しくて画面映えする女優だなぁってことと、ヒロインと男主人公が身長差えぐいなぁってことと答えがでないエンディングってことなんですが、この映画も結局最後は答えが無くて、は?ふーんって感じでしたね。観客側に答えを委ねる系ってどうなのかな。あの終わりだととても寂しく感じる。永遠にループ世界にいってしまったのかなとか思うと可哀想。
れいん

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