このレビューはネタバレを含みます
※原作未読
【内容面】
△回想がくどい、同一シーンがセリフ有りで複数回流れる
△個人的にギャグ描写が肌に合わなかった、性もない
✕各キャラの行動原理が読み取り辛く、その結果、キャラの言動に対する理解・共感ができず物語にのめり込めない（思春期特有の突拍子の無さとは別の話）
【映像面】
○物語の展開に沿って球体や円、繰り返しのモチーフが随所に散りばめられている
例︰水滴、気泡、風車、扇風機、螺旋階段、工事現場の階段、踏切、灯台の灯り、トンネル内の照明、回り込むカメラワーク など
○ループした際の同じシチュエーションのシーンでも、構図や撮影処理によって差別化を図れている
△劇場作品として考えるとパワー不足が否めない作画面
繰り返し観れば面白さが見い出せるという意見も目にしたが、そもそも個人的にそうしたくなる取っ掛かりがなかったのでイマイチと言わざるを得ない作品でした。
