ポケ文太郎

Mのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

M(1951年製作の映画)
3.8
1951年 アメリカ🇺🇸

フリッツ・ラング監督の同名作品を『銃殺』『鱒』のジョセフ・ロージー監督がリメイク🎬

ラング版は何度も見ていましたがロージー版はお初でした!

物語の舞台はロサンゼルスですがストーリーは殆ど同じです

制作年度が全然違ってBGMがしっかり入っているせいか本作の方がスタイリッシュに思えました

犯人が幼女達を物色しているような場面は気持ち悪かったですねぇ

後半犯人が追い詰められるビルは他の様々な映画のロケ地としても有名なブラッドベリービル
造形の美しく素晴らしいです、カラーで見たかった♡

オリジナルの社会派的な雰囲気は感じられず、群集心理というより裏社会の方々に注目した作りになってます
終盤の私設法廷はちょっと…滑稽でもありました

サスペンスとしては及第点以上
でもラング版が傑作すぎるから…
ポケ文太郎

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