RIO

ぼくの名前はズッキーニのRIOのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
3.8
オープニングから絶望的な暗さ

家族がいながら
ひとりぼっちの少年イカール

ついには両親がいなくなってしまい
孤児院フォンテーヌ園に入ることに
そこにはイカールみたいに心に傷を負った子供達が暮らしていた

他人の幸せにすごく敏感になっていて切ない!

“ズッキーニ”は母親がそう呼んでいた
その名前と母親が飲んでいたビールの空き缶を大切にしている

いつか来なくなるんでしょ…って
助けてくれた警察官に言う言葉
愛されることを手探りで求めてる子供の心

フォンテーヌでボスを名乗るやさぐれシモンが示した友情はいいですね 
みんな可愛いです
ストップモーションアニメは2作品目ですがキャラクターから感じる間が良い

フランス語が心地よい
吹き替えより原語の方が好きです

ズッキーニのくま取りの怖さが自分の目のメイクが知らずに落ちちゃったときと同じ状態で他人事ではなかった

youtubeのメイキングも面白い
監督・脚本クロード・バラスたちが楽しそうにキャラクターの手の位置、目の表情を作ってる
膨大な時間が掛かってそうだ
「ぼくの名前はズッキーニ」はジル・パリスによる原作

ソフィー・ハンガーの曲も最後にふさわしい 音楽も全体的にカッコいい メンタルにきますね
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