自分の好きな人が幼い弟や妹と仲良くしてくれていたらむしろ好感なのだが。学校に行く年齢にも満たない弟相手に張り合う兄。兄の暴力が嫉妬による暴発なのだとしたら動機としてあり得なさすぎるし、10代特有の不安定さなのだとしたら描き方が未熟すぎる。
兄を庇い続ける弟、これは分かる。だから尚更そんな健気な弟を盾に自分の罪を認めない兄が許せない。
同級生と幼い自分の弟が両思いかもしれないなんて、どんな思考回路してるわけ。自分の弟を可愛がらない女が好きだみたいな台詞がなければ納得いかない。
ベトナムの自然綺麗、単純にストーリーがつまらない、がこの映画の要約。
