草原に黄色い花を見つけるの作品情報・感想・評価

草原に黄色い花を見つける2015年製作の映画)

Tôi thay hoa vàng trên co xanh/Yellow Flowers on the Green Grass

上映日:2017年08月19日

製作国:

上映時間:103分

3.6

あらすじ

ティエウとトゥオンは、いつも一緒に遊んでいる仲の良い兄弟。思春期を迎える 12 才の兄・ティエウは、幼なじみの少女・ムーンのことが気になっているが、うまく想いを伝えることができない。そんなある夜、ムーンが家の不幸からしばらく兄弟の家で暮らすことになり、一緒に過ごす時間にティエウの恋心は募るばかり。しかしトゥオンとばかり遊ぶムーンを見て、嫉妬したティエウは、遂に取返しのつかないことをしてしまう。

「草原に黄色い花を見つける」に投稿された感想・評価

ベトナムの田舎の風景がとにかく美しい。
その中で起こる色んな出来事を、子供達の目線で描いた作品。

大きな自然をゆったり映した映像と、思い通りにならないそれぞれ運命を描いたストーリーの交錯が印象的。思春期真っ只中の少年の淡い恋心も甘酸っぱくてよい。心がほんわかする作品でした。
美しかった。
これ好き。
風が草を揺らす音も、真っ直ぐな黒い瞳も、美しかった。

アジアで、田舎で、子どもという、好きな要素丸まま詰まってるから点は甘いかも。

仲のいい兄弟にも、色々ある。
人が生きていけば、山も谷もある。
あの子たちみんなが順調に大きくなって、幸せにこのころのことを思い出せればいいのだけれど。
同じような子供時代を辛くしか思い出せない人生もあるからなー。

イケメンの兄貴が、ぽっちゃりした弟よりダメダメな感じが良かった。
ネス

ネスの感想・評価

3.6
気が利くやさしい弟と、思春期真っ只中の兄貴、仲良し兄弟の日常。年頃の微妙な恋心が微笑ましい。幼馴染の女の子、、かわいい。日本でも好かれそうな顔立ち。ベトナムの芦田愛菜的存在とのこと!
はじめから終わりまで、爽やかで、甘酸っぱい、ピュアな世界観が漂い、みていて気持ちよかった。ところどころで見られるドキュメンタリーのようにきれいな映像も印象的でした。
ゲル

ゲルの感想・評価

3.4
田園風景にどこか日本っぽさを感じる。
80年代が舞台だそう。
日本で90年代前半に作られた子供が主人公のちょっぴりファンタジーの入った素直な作品という感じがした。
純粋な心で観ないと良さが半減するかも。
子供の頃を思い起こさせる作品もたまには良いけれど、子供目線の作品故稚拙さが気になる部分があった。
そこでそういう流れはちょっと無理があるでしょとツッコミを入れたくなるような。
ラストのアニメのクオリティーの高さに目を奪われた。
necco

neccoの感想・評価

3.7
やわらかい雰囲気と
しっとりしたベトナムの農村風景
その中の素直じゃない恋心

弟くんの健気さでお兄ちゃんの弱さが際立っちゃう、
ほっこり系映画でした😊
ヤサ面の
モヤシ兄貴の少年物語。

小さな恋心あり、
うっすらとした冒険心あり、
でも自分に自信がない故に
黒い心を覗かせる
モヤシ兄貴に
何とも言えない気持ちになる。
なんていうかな所謂思春期、
未熟ゆえの感情が刺さる。

作品全体に流れるウブな空気感は、
それこそ触れ込み(?)どおり
「青いパパイヤの香り」
の、ようだけれど、
農村を舐めるように魅せる
カメラワークや
ラストのアニメーションに
悪い意味では決してなく、
ただ感情が付いて行けずに
少し戸惑うの巻。

ムーンちゃんのブス可愛いさに
キューンとなる。
ガラス玉のような涙。
というか、皆ナチュラルで凄く良い。

ベトナム映画の生暖かい風と
家族の姿に、心が温まる作品。
一言であらわすなら『ノスタルジックな感動ベトナム映画』。緑の美しさが印象的な初ベトナム映画だった。原作がたくさんのエピソードからできてるそうで『ん?』と思うところも正直あったけど総じて良かった。ジャンルやテーマの先入観、製作国のイメージにとらわれず幅広く観賞していきたいと思えた。
1980年代、ベトナム中部の豊かな美しい自然の中の村、裕福でない村人たち、その中の、ある家族の少年の物語。生活を気遣いつつも穏やかな生活の中にいる子どもたちには現実と伝承的ファンタジー世界がまだ混在している。その伝承が、子どもに良くないことを隠す為大人たちが創ったものだと知り、それを理解し始めるのは学校に通う思春期に入る兄で、まだ幼い無邪気な弟ではない。お伽話を信じたくとも現実と直面して行く兄には、成長過程での嫉妬や恋や狡猾さや恐怖や不安も芽生えて行く。それでもそんな兄もまだ子どもで混乱して行ってしまった行為が何度も彼自身を罪悪感と後悔で苦しめる。そんな主人公となる兄が痛々しく、彼の眼差しや行動から実は繊細な少年であることも丹念に描かれている。
ファンタジーを信じる純粋な弟が兄の救いにもなっていて、兄もその世界を壊そうとはしない。
子どもの頃のそんな過ちを、些細なことでも起こるトラウマ的な後悔を思い起こさせるような、それでも救われる道のあることを知るような、そんなさりげない優しさがあった。

繊細な年頃の兄ティン・ビンくんも、優しく思いやり溢れ強く素敵な弟チョン・カンくんも、兄が恋する可愛いムーンちゃんタイン・ミーも、お父さんもお母さんも皆自然に良いー!
松果

松果の感想・評価

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醜い感情を持った人間は生きてる価値がないのか
愛される価値がないのか
そう思う
でも それは自分で作ったお城なのだと

嘘に嘘 とめどなく
虚構で固めたお城にも血は通っていて 誰かのエネルギーになる
いつか 崩れ去る時に気がつくよ

嘘ってサイコーって思えた
映画はその代表だね

最後のアニメーション唐突すぎて笑ったけど あれベトナムの有名な昔話なのかな?
なんかたまに唐突な感じあって笑ったけどそういうとこが好きだった

ムーンちゃん可愛すぎぺろぺろぺろ…
yayoi

yayoiの感想・評価

3.5
子供の視点で描かれたピュアな物語。映像も淡い感じで、ロケ地のベトナム フーイエン省の自然が美しい…。美しい自然の中で子供達が無邪気に遊ぶシーンは和みますなぁ。中でも主人公の弟は遊ぶのがとっても上手。エンディングで弟の遊びがアニメーションの世界へ展開してゆくところも可愛い。子供の視点らしく、最初から最後までピュアでよかった。