はる

いぬやしきのはるのレビュー・感想・評価

いぬやしき(2018年製作の映画)
4.0
日本のCG技術も進んだな…という気持ちで見てました。ビル群を縦に走っていくのではなく、横に走っていくシーン、すごく好きだな。
あとは俳優陣がよくて、木梨さんの演技もよかったし、サイコっぽい佐藤健もよかった。佐藤健は「亜人」のときから思ってましたけど、こういう冷徹な役ハマってると思います。目が死んでる。
佐藤健が演じた獅子神の闇落ち過程見つつ、何度か「こんなん『クロニクル』じゃん!」となりました。実質「クロニクル」!!(すぐ好きな映画の影を見出す悪い癖)

ただ脚本には「?」となる瞬間もあって似たようなシークエンスを2回繰り返すことが多々あって「いや、今の下りもうよくない?」と思うことが多かったです。そこ削ればもうちょい短い映画になったで?

意外とおじいちゃん、おばあちゃんが来ていて「余命3か月を告げられたサラリーマンの話、くらいの前情報しか持っていないのでは…」と勝手に心配になりました。
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