慶

いぬやしきの慶のレビュー・感想・評価

いぬやしき(2018年製作の映画)
2.8
家族にハブられ会社で邪魔にされ、挙句の果てにガンで余命3ヶ月。
誰にも必要とされず、唯一近くにいてくれるのは拾い犬の花子だけ。

ここまでは寂しい木梨パパの物語。

ある日奥さんに犬を捨ててこいと言われたが捨てられず、途方に暮れた先の公園で事件が起きる。

同じ公園にいた佐藤健と共に、人間ではなくなり力を得た木梨パパ。

佐藤健はその力を悪に、木梨パパは善に利用する。

開始1時間半くらいしてようやく善と悪との直接対決が始まる。



軸になる部分はすごく面白い。
ただ、善悪の戦いが終わってみて思うことは、本当の意味では誰も救われてないというか不完全燃焼。

木梨パパと家族が今後どうなっていくのか、明るい未来が想像出来る形で終わって欲しかったなぁ。
慶