Falcon

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!のFalconのレビュー・感想・評価

5.0
公開日レイトショーにて1回目鑑賞

久々に超長文書きます多分。
ポケモン20周年おめでとうそしてありがとう(^^)

20周年を記念して作られた記念すべき映画であり製作陣も思い入れが入る作品。20年目の映画として何を描こうか考えた湯山監督筆頭に映画制作陣は、元々20年前ポケモンアニメを3年を目標に始めていたという過去があったそうで予想をはるかに上回る歴史に残るアニメになりアニメはもちろん夏のポケモン映画は毎年の恒例イベントとなった。そんな中での20周年映画で自問自答を繰り返しすべてはサトシとピカチュウが出会ったことから始まり20年間引っ張ってきたのはこの2人なんだと思いふたりの絆をもう一度ゼロから見つめなおすことにしたそう。(もちろんロケット団やオーキド博士やサトシママなども20年間のポケモンを支えた鑑)

20年前アニポケ第一世代第1話で描かれたサトシとピカチュウの感動必須のオニスズメストーリーは当時の子供(現在の大人)にとって思い出なんて言葉では収まりがつかないとてつもない存在であり、今の子供たちは彼らの出会いを知らない方が普通なため今の子供にもふたりの出会いを知ってほしい!昔ポケモンが好きだった大人の方々にもぜひ童心に返って観てほしい!という強い想いで作られたこの作品はとんでもない作品になってしまいました(死ぬほど良い意味これ以上の最上級はない)

自分の場合第一世代から今に至るまでゲームアニメ映画全てを未だに愛し続けているため人一倍思い出が強すぎるのもありはしたのですがほんとに冗談抜きで開始30秒ほどから涙がとまらなくてずっと歯をくいしばって声を殺して泣きながら鑑賞していました。
第1話を奮起させるものが最初にギッッッッシリ詰まっていてサトシが旅に出る前日に見ていたゲンガー戦なんてそこまで!もう泣いた!これから自分涙もつのか!?とゲンガー戦で初期ゲームのオープニングまで思い出し、そこから音楽による懐メロ攻撃を永遠にバックグラウンドでくらい続け未だに目の乾燥が治りません。
また当時から嘆かれ続けていたホウオウが映画に出ないを20年越しに実現されたこともファンとして大変嬉しかった。
151匹縛りにして欲しかった人もいれば何故カスミタケシがいないのかと嘆く人もいるとは思う。けどこれは制作陣の言ってる通りただ懐かしくなって欲しいためだけに作る映画でもない。
逆に今の大人に対してはすごくメッセージ性のある映画だと思う。サトシとピカチュウこのふたりは一心同体20年間世界現象を起こさせた神バディである。この最高のふたりの出会いを再びみつめなおし描くことで自分にとって1番大切な人の存在についてとっっっっても考えさせられると思うんだ。だから泣ける。この映画は深い。
ボルケニオンでポケモン映画は勢いを取り戻した気がする。

今作でサトシと共に旅をするキャラクター2人も新キャラとはいえど制作陣の愛を感じるのは当時のカスミポジのマコトちゃんは水ポケ使いだし、タケシポジのソウジはブリーダーみたいでかつ料理もうまく知識も豊富、カスミタケシを意識していないはずがないし制作陣こそそこらのファンや懐古民達よりも出したかったに違いない。
その事も読み取れずにその2人のことを嘆く方は制作陣の愛を感じまくる涙のエンディングサプライズをなんだと思うんだ。自分はエンディング終わってからもずっとタオルで涙拭きまくってましたよ。。。すいません熱くなりました。
そうそうそれから新キャラとサトシが出会うときあるあるのサトシがポケモンに対してどこまでも体を張る姿に新キャラ女の子が驚くあのあるあるが見れるからいいんだ。

ラスト付近のシーンは集団ポケモンにミュウツーの逆襲を思い出したし帽子ピカチュウにこれまでにないほどギャン泣きさせていただきました。(しかもミュウツーの逆襲に出てたトレーナーらしき2人が今作にでてるぽい…!!!)他にもファンにはたまらない奴がいたりいなかったり…!!!

あとパンフはめちゃめちゃ表紙デザインから制作陣や声優陣の想いが綴られていて読まなきゃ損です買いましょう。

仲間2人がルカリオやポッチャマを使っていることはDPリメイクのフラグなのかなぁ〜と考えて勝手にワクワクしてたり…(^^)

しょこたんのジョーイさんも吹き替えも随分プロになってきて上手いなぁポケモン愛を感じるなぁとほっこりしました。

言いたいことはまだまだ死ぬほどあるけど予告にないネタバレはしたくないので話しませんが第一世代でサトシが出会ったポケモン達を思い出してからもしくはチェックしてから行くと100000倍泣きます。

あと2回くらい多分行きます!!
Falcon

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