このレビューはネタバレを含みます
ポケモン、ナメてました。びっくりしました。すごく感動します。
ピカチュウはサトシのことを最初は好きじゃあなかったものの、ピカチュウが危険に直面した際、サトシが全力でピカチュウを守ろうと行動に出ます。
その、サトシのピカチュウを思い遣る、優しく温かい、頼りになる心に、ピカチュウはサトシに心を開き、ポケモントレーナーとして認め、お互いを支え合うパートナーになります。
この最初のシーンだけでも感動しますが、同じような描写が終盤でも描かれているところにも注目してほしい。
終盤に描かれる、これまでピカチュウと歩んできた道を走馬灯のように振り返るシーンにも心動かされること間違いないです。
ポケモンへの心遣い、そして一緒に歩んできた道のりはすべて大切なんだよって熱い想いを伝えてくれているような気がしました。
そして、ポケモンの成長をともに喜ぶサトシの姿は素敵です。また、一緒に歩んできたポケモンとこの先も一緒にいたい気持ちがあるものの、ポケモンにとっての最大の幸せを考え、別れを決断するサトシの姿には涙せずにはいられませんでした。
相手を思い遣る気持ちや、仲間との絆を深めながら、目標を目指し続けるサトシの姿から、それこそが真の強さなんじゃないかと思いながら観ていました。
昔のOPにも懐かしさを感じたとともに、素晴らしい歌詞だったんだなと、再び聴いて思いました。
アニメの内容ほとんど覚えていないまま、大切な人に連れられていきましたが、それでもものすごく感動しました。観てよかったとほんとに思います。
私はぜひ、この映画を大切な人と一緒に観に行ってほしいなあと思います。
ピカチュウとサトシの関係を恋人との関係に置き換えて観ても、いいのではないでしょうか。
ポケモンあんまり知らなくても心動かされるので、この夏、ぜひ感動を味わってほしいです。
