エマ・トンプソンに「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープが若干チラついたけど、それを差し引いてもとても面白かったです。
何よりエマ・ストーンがとても魅力的。表情が豊かで、いろんな顔を見せてくれる。ベッドに横たわりながらクルエラが覚醒するシーンの表情の切り替えはすごかったなぁ。アニメもすごく研究したんだろうなぁと思うのは、運転シーン。肩を怒らせ、怒りに燃える目で運転する様は子どもの頃トラウマになったクルエラそのもの!何でも着こなすエマ。薄汚れた制服さえも可愛いし、赤いドレスを着た時のオーラはすごかった。エマの演技に凄みと説得力があるから、ディズニー映画という枠を超えて作品としての質が高まっていると思う。
少女時代のエステラを演じた女の子も、可愛いさもありながら、どこか悪さを感じる表情とか上手で、冒頭からぐっと引き込まれました(ちょっとクロエ・グレース・モレッツに似てる!)
そしてアニメに繋がるラスト。なるほどそうくるか!となるのでアニメ観てからの鑑賞がおすすめ。
衣装、セットが好みすぎて幸せな2時間でした。