ジジョ

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのジジョのレビュー・感想・評価

4.5
どんなに疎まれても決して負けないトーニャのタフさに、爽快感さえ感じる映画。

自己評価が高く、世の中に対して不満を抱え、自分に起こる不幸なことの原因は全て自分以外の人が悪いのであって、自分はむしろ被害者であると感じている、、、そんな彼女がテロや銃乱射を不満の解決策にしなかったのは、スケートという手段で自分の力を誇示することができたからかも。

何よりも彼女は、母親に愛されたくて、誰かに大切にしてもらいたくて、「自分は価値がある人である」と照明するために、どうしてもメダルが欲しかったのではないかな。

貧困や虐待、襲撃事件などダークな内容なのに、ブラックユーモア的に笑える要素満載。
鬼母を演じたアリソン・ジャネイがすばらしく、オスカーも納得の存在感でした。