実話ソースの鉄板伝記ドキュメンタリー、シニカル添え。悲惨な話なんだけど、突き抜けてて笑うしかない…ごめんなさい。メチャクチャ面白いです。
主要人物が漏れなくバカ過ぎて、クズの佃煮。真実かどうかは気にならないくらい終始苦笑。時々ちょっと泣けるけど。
マーゴット・ロビーと母親役の熱演(怪演？)には拍手です。すげえよ。
実際のトーニャさんと元旦那さんは世界中から嫌われ、笑われ、この世を憎んだかもしれませんが、毒気は抜けたのかな。
大丈夫です。あなたの部屋に貼ってあったレーガンらしきポスターはさらに巨大浣腸な大統領へと変わっていますよ。
リベラルとポリコレ、フェイクニュースとポピュリズムに対しても壮大な皮肉が感じられる。
社会派ドラマという側面もありそうですが(というか結構モロ)、｢真実は人の数だけ｣。自分で考えた見方があるならそれが答えなんでしょう。黙っておくのが吉ですかね。
善良な市民も凡庸な悪も胸糞な家族も画面の向こうにいますか？洗面所行けば鏡にいると思うとウケますね。反省。
