なんで?と思う。
尋ねる相手によって
答えは何色にでも変化するんでしょうけど
人々が普通に生活を営んでいる街に
子供たちがたくさんいる学校に
弱っている人たちが集まる病院に
ボンボン落とされる爆弾を見ると
「なんで?」が止まりません。
2011年から
ずっと内紛が続いているシリアで
救助活動を行っている団体
”ホワイト・ヘルメット”。
3000人ほどの民間人で構成されていて
いつも死と隣り合わせですが
爆撃があるたびに
がれきをかき分けて
一人でも多くの人を救おうとするんだそうです。
「敵でも味方でも関係ない。誰でも助ける」
親のため、兄弟のため、妻のため、子のため
だけでなく
そこにある命は
誰かの親で兄弟で妻で子であると
気負っていない横顔に
なんとも言えない気持ちになる
ドキュメンタリーでした。
手ブレの激しいシーンが多いので
酔いやすい方は要注意です。