ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-の作品情報・感想・評価

ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-2016年製作の映画)

The White Helmets

製作国:

上映時間:41分

3.8

あらすじ

2016年初頭、シリアのアレッポとトルコの現状をとらえたNetflixオリジナル短編ドキュメンタリー。凄まじい内戦の渦中で自身の家族や愛する人々の身を案じながらも、一般市民の救助に命を懸ける3人のボランティア救助隊員の姿を追います。衝撃と感動のドキュメンタリー「ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-」は、シリア国内に留まる一般市民の悲惨な現実を映し出しながら、人間の精神の強さ、そして尊さを…

2016年初頭、シリアのアレッポとトルコの現状をとらえたNetflixオリジナル短編ドキュメンタリー。凄まじい内戦の渦中で自身の家族や愛する人々の身を案じながらも、一般市民の救助に命を懸ける3人のボランティア救助隊員の姿を追います。衝撃と感動のドキュメンタリー「ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-」は、シリア国内に留まる一般市民の悲惨な現実を映し出しながら、人間の精神の強さ、そして尊さを静かに訴える作品です。

「ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-」に投稿された感想・評価

tom

tomの感想・評価

3.7
日本は平和だとか、シリアは大変だとか、ふつうに生活出来てるのが幸せだとか、チープな表現はしたくないけど、

これを見ると、難民の受け入れに非協力的な日本が世界から非難されているのが共感できる。

難民の犯罪率やらなんやら、アメリカとメキシコのような雇用問題も起きることもあるけど、せめてこの、遠い土地で起きてる他人事のような状態をどうにかしたほうがいいのは間違いない。

日本のメディアは、貴乃花親方とかもうわかったからさ、もうちょっと色んな角度から世界を見れる報道をしてほしい。
鰹

鰹の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

資金源はどこなのだろう?と軽い気持ちで調べて見たら、捏造だ、イスラム国のプロパガンダだ、その記事こそがアサド政権の情報操作だなんだかんだ…、

私にはホワイトヘルメットの真実を判断する事ができない。
しかし、アサド政権側が空爆を行っている事実、傷ついていく力のない市民だけが、揺るがない真実だと思う…。
nono

nonoの感想・評価

4.2
同じ人間として何も変わりはないのに、置かれる環境の違いの差に悲しくなる
絶望的とも言える環境の中、「明日は今日よりも必ず良くなる」そう前向きに信じ続ける彼らだからやれていることなんだろうな
日本で戦後最も緊迫状況とも言える今、シリアの状況を他人事だと考える余裕なんてないはず。日本のメディアはこういった活動をもっと取り上げるべき
そら

そらの感想・評価

3.9
仲間や家族が死んで行く中でもその民間の活動を続けていく理由と指名の断片を見ることができる。
見終わった後、誰もが自分だったらと考えるはず。
私はこんなにも無私でいることはできない。
risako

risakoの感想・評価

2.8
娯楽としての映画も良いけど、こうゆう世界情勢を知るツールとしての役割も大切だよね。
よーこ

よーこの感想・評価

4.5
日本のメディアには不倫、熱愛なんどーでもいいからこうゆう報道をもっと放送して欲しい。
隊員の装備の良さや訓練の充実度から見える、この組織の資金の潤沢さに違和感が残る。
Netflixでリリースされた作品でありながら、本年度のアカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した作品。同じくNetflixオリジナル作品でアカデミー賞の作品賞他4部門にノミネートされた「最後の追跡」と並んで、この定額配信サービスが供給する作品のクオリティの高さを物語っている。

タイトルの「ホワイト・ヘルメット」とは、内戦の続くシリアで、民間のボランティア団体として人命救助を遂行する「民間防衛隊」の通称。名前の通り、白のヘルメットを被って、空爆された現場にいち早く駆けつけ、被災者の救助にあたる。作品ではもちろん彼らに同行して撮影した迫真の現場映像も登場するが、隊員への綿密なインタビューとトルコで行われている救出訓練の様子も描かれる。

まず、「ホワイト・ヘルメット」出動に密着して撮影した爆撃現場での映像だが、これは凄い。カメラのすぐ脇で爆弾が炸裂していて、爆風で飛ばされたりする。撮影場所はトルコとの国境に近い、世界遺産の町アレッポ。政府軍を支援するロシア機の爆撃で建物が木っ端微塵に破壊されるが、まず現場に駆けつけ、生存者の救出に当たる隊員たち。このとき敵も味方も関係なく救出し、さらに噴煙漂うなかで瓦礫を掻き分け生存者を捜索する。

この現場映像のなかでの白眉は、破壊された建物の下から奇跡的に発見された生後1か月に満たない赤ん坊だ。ドキュメンタリーでは、「ミラクル・ベイビー」と名付けられたこの赤ん坊の1年半後、成長した姿をきちんと映像に収めることで、隊員たちの勇気ある行動が、いかに社会に「希望」をもたらしているかを視覚で伝える。救出した者と救出された者が、時を経て一緒のフレームに収まる光景は実に感動的だ。

それと、この作品のもうひとつの肝は、隊員たちへのインタビューだ。彼らはみな鍛冶屋であったり、洋服屋であったり、建設作業員であったり、この「ホワイト・ヘルメット」に入隊する前は、ごく普通の市井の人々だった。それが、何故、爆撃直後の現場で人々の救出にあたるという、命を賭した危険なミッションに携わるのか。隊員のひとりが言う。「それはこの国に希望を得るためなのだ」と。ここでも「希望」は強調される。

シリアの内戦は、2011年チュニジアのジャスミン革命から始まったアラブの春を源流とする。他のイスラムの国とは異なり、自由の波はこの国を政権側と反政府軍に分ける激しい戦いへと導いてしまった。さらに中東の地に新たな国を建てようとするイスラム国がこれに加わり、戦いは三つ巴の様相を呈している。そして政権側を支援するロシアや中国、対する反政府側にはアメリカやヨーロツパの大国がつき、さらにクルドなどの民族紛争も絡まり、内戦はもう泥沼化している。

その混迷のシリアにあって、「ホワイト・ヘルメット」はあくまで中立の立場を守っているというが、彼らが活動しているのは反政府軍の強い地域だけだとか、なかには異を唱える人たちもいる。しかし、この作品を観ると、如何に目の前に困難な状況に陥っている人たちがいて、それを自らの命もかえりみず救ける人がいるという、この事実は動かしようもない。

「ホワイト・ヘルメット」はいまやノーベル平和賞の候補にも挙げられる存在となったが、その隊員は現在約2900人。2013年以降、作業中に130人以上の隊員が命を落としたというが、救ったのは5万8000人にも及ぶという。この厳然とした事実は、まぎれもなくこの国に、そして世界に「希望」をもたらすものだ。隊員たちがインタビューのなかで語る「希望のない人生は虚しい」という言葉が、これほど重く感じられるのは、やはりこのドキュメンタリーが持つ作品力に他ならないかもしれない。
Netflixの短編ドキュメンタリー。
この映像全て1秒も逃してはいけない気がした
nana

nanaの感想・評価

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内戦中のシリアで人命救助にあたる民間防衛部隊「ホワイトヘルメット」のNetflix短編ドキュメンタリー。

これ観て無知な自分が恥ずかしくなったけど、ホワイトヘルメットって調べるとなんかもう何を信じたら‥って情報出てくるし、もうよう分からん。
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