ヤクプ(Ali Bey Kayali)は優しそうな子供で、学校の先生に憧れていて、それをオマーに話せない。照れちゃってる。先生に、母親が焼いたパンや、おじさんが生贄に切り削いだ羊の肉を持って、届ける。ある日、羊(山羊?)の肉を持って行ったとき、彼の父親が先生を窓から覗き見しているのを見る。ヤクプはショックを隠せず、思案にくれているようだ。この時、咄嗟に、考えが浮かんだようで、石を窓に投げる。父親には投げなかったが、明らかに、先生を庇う行為だ。弟ではなく、この父親はその父に役立たず扱いをされ、時には子供達の前で、鞭で打たれる。父親は立つ瀬がないし、父親としての威厳も無い。これが、まるで、オマーの父親が兄弟を差別して扱うようのと同じで、この村ではこのような負の遺産が継続しているようだ。