エアール

ピーターラビットのエアールのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
3.9
邪悪な人間よ、覚悟しなさい‼︎
僕たちを甘くみたらどうなるか、思い知るがいい‼︎
うさぎさんたちを軽視してはいけません 笑

僕たちの土地に勝手に住み着く人、
僕たちを駆除しようとする人、
僕たちの大切な人を奪おうとする人、
大切なものを守るために
うさぎさんたちは全力で立ち向かいます 笑


巨獣との戦いももちろん気にはなるのですが
まずはもっと身近な動物のこちらから 笑

全体として
テンポ感、ストーリー、キャラクター、
観ていて存分に引き込まれましたし、楽しめましたし、満足ですね。
ピーター・ラビットと3姉妹 モプシー・フロプシー・カトンテール。
それぞれジェームズ・コーデン、
エリザベス・デビッキ、マーゴット・ロビー、デイジー・リドリーが声優を務めておりまして。
これもなかなか面白い顔ぶれですよね〜。
それからピーターの尻拭い役ってことで
危険な時にはいつも行動を共にするちょいと太めなラビット、ピーターからすれば従兄にあたるベンジャミンを担当したコリン・ムーディーもいい味出してました。
どんくさいんだけどあの憎めないキャラが嫌いにはなれないところです。

それから歌唱シーンもバッチリ‼︎
やはりコーデンは歌がお上手。
声がいいんだよな〜、あの声が 笑
ニール・パトリック・ハリスも出てくれれば更に良かったんだけどな〜 笑
歌といえば、あのSiaも今回あるキャラの声を担当してますね〜


愛らしいラビットたちの言動、
バカにできない手の込んだイタズラの数々、
招かれざる新入とラビットたちには耐え難い方向へと進展していく事態、
土地と大切な人を奪われたくないラビットたち、
そんなラビットを害獣とみなし駆除にかかる新入、
予想外の事態により生じた修復困難な亀裂、
何気ないやりとりや日常から感じ取れる愛や友情の尊さ、
最悪の敵だとしても
それは時として頼れるお仲間に変わるかもしれません、
ひとつ教訓でしょうかね。
そして物語にひとつスパイスとして一際異彩を放つあのニワトリの存在感 笑
なんなん、あれ…面白すぎるでしょ 笑

人役については
自然とうさぎをこよなく愛するローズ・バーンの美しさといい
都会からやってきた神経質っぷりがいい感じでハマるドーナル・グリーソンといい、
特に言うことはありません。
みな様、グッジョブ‼︎


どこかほっこりできる世界観に面白みと大切なことがギュッと凝縮されている
魅力的な作品に仕上がってると思います。

キュートで、遊び心に富んだ世界観を堪能したい方には
このピーターラビットのお話、
いや…ピーターと姉妹と従兄の愛の物語を、是非とも 笑
エアール

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