さよこ

ピーターラビットのさよこのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
3.8
ピーターラビット、可愛かったぁ🐰✨

隣人さんは、潔癖症で完璧主義で出世欲のかたまり。職場でひょんなことからご乱心に。心を落ち着かせるために田舎で療養する。

ピーターラビットは、隣人さんがせっせと作った家庭菜園の野菜をちょろまかして生活する。

ヒロインは、盲目的にうさぎを可愛がり、細かいことは気にしない天真爛漫でおおらかなタイプ。

この主要3キャラが見事にキャラ立ちしてて、とても見やすい。特に、神経質な隣人と博愛主義のヒロインとの相性はばっちり。

ピーターの家族たちもキャラ立ちしてて、うさぎが何匹いてもちゃんと見分けがつくからスゴイ。

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ストーリーは、よくある起承転結ものだけど、人間とうさぎの攻防戦は臨場感あふれてとても良かったし、決してリアルではないCGも、絶妙なさじ加減で良かったと思う。動物の毛並みというよりも、作りものの毛並みに近いというか…。

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映画の要所に、ピーターラビットの原作の絵が使われていたり、アニメーションになったり、ほっこり優しい気持ちになるシーンも。

あたしはピーターラビットの絵本をちゃんと読んだことがないけど、パパンが〇〇になる話も出てくるから、きっと原作絵本の設定をそのまま活かしてるんだと思う。

予告をみたときには、作りもの感のあるうさぎがどうも馴染めなくて観る気もそんなになかったけど、観たら思った以上に楽しめた。

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笑いどころがよく分からなかったシーンが数カ所あったのと、トナカイのつぶやく「ヘッドライト」の意味が分からなかった(説明もなかった)ので、ちょびっと点数減らして、このくらいの満足度🐰🥕
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