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ピーターラビットのtakのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
4.1
新・仁義なき戦い。
お隣さんのファミリーとの抗争もの。
かわいい見た目ですが、中身はかなり過激派。

その強めな攻撃性をうまく覆ってるのはなんといっても愛らしい動物達。映像としての違和感がなく、実写部分との融合がすごく綺麗にできているため、CGが全く邪魔にならずその世界観に集中することができる。

そして、それを支えるのが今作最も激しく動いているであろうマグレガーさんのお芝居。後からCGが足されてるとは言え、話し向き合うシーンにはしっかりそこにピーターがいました。映像チーム素晴らしすぎるよ。

笑いは打率微妙ですが、ライトなのをちょこちょこ連発してきます。
個人的に好きな笑いどころ(ああいうのを見るとどうしても笑ってしまう)が結構連発されてて楽しく見れました。そこはハマらなかった人にはしつこく感じるかもです。

最後のキャンペーンは映画の流れでそのまま出てくるには蛇足だったかなー。特設サイトでやれば、みんな幸せになれそうなのに。ここは評価に含めてません。

ストーリー自体は割とシンプルですが、その描き方にはなるほどと思える部分があって結構好きな作品でした。
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