健多郎

ザ・ウォールの健多郎のレビュー・感想・評価

ザ・ウォール(2017年製作の映画)
3.5
スナイパーに狙われるはなし

砂漠地帯で薄っぺらい石壁を挟みイラクの狙撃手と米兵が対峙する
アクション映画として扱われていますが、実質的にワンシチュエーションスリラーであり、密室劇であり、会話劇
実在した狙撃手『ジューバ』の狡猾さと恐ろしさを観客にじわじわと伝えてくる展開は見事

主となる登場人物はたったの3人、しかも1人は声のみの出演という非常にコンパクトな戦争映画で、ハリウッド的な派手さも感動的な流れも一切ありませんが最後までハラハラしながら観ることができました
詳しく書くとネタバレになるのでボカしますが、特にラストの展開がとても良かったですね
健多郎

健多郎