イラクの戦地で、見えないところからスナイパーに狙われ、壁に隠れるしかない!というサバイバル一本勝負。
砂埃の舞う戦場で絶体絶命の状況に置かれ、緊迫感がざわざわと漂う。
だが、声しか聞こえないスナイパーの人間像が、どうにも深まってこず、それによって恐怖感が軽減されちゃったのが残念。
結末に関しては僕はけっこう好みで、これでこそ見えない敵との攻防を描いた戦争映画だなという感じはした。
ちなみに、この設定で舞台を都会にすると『フォーン・ブース』になるけど、やはり都会の方が使えるツールが多いので単純に面白いですね(^^;