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犬ヶ島のunkoのネタバレレビュー・内容・結末

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウェスアンダーソン作品は基本的に字幕ではなく吹き替えで観ることにしているのですが、本作もストップモーションアニメを細かく観るには吹替えがおすすめですね。
背景に映り混む日本語には英語の字幕が付きます。
(OPでも言及されていて、仕方ないことですが少し残念…結構フィクションとリアルが混在しているいい表現なのに英語が混じると…)

ゴミ島からの脱出の際、スポットから護衛の任務を受けたチーフのシーン泣けましたね~。共に旅をするにつれ、大切なビスケットを貰い、体も丹念に洗ってもらって、愛情が芽生えたチーフ。
スポット、アタリと下水に流されて、怒るシーンは素直に感動。

どう決着をつけるのだろうと思っていたけど、アタリ少年の発言で小林市長への感謝も込める。
現代の小林市長は野良犬(アタリ)を拾った経緯も考えると過去犬を虐げたフラッシュバックと共に、自身の過去の血に抗い自分を取り戻した。
そして猛毒ワサビどうするのか。スーパーハッカーがどうにかしてくれました笑

ラスト、チーフに軍用の牙を付けさせるのはどうかと思ったが、
その軍用技術のおかげで、スポットが生き残ることができたと考えると一概に否定できないかな。
(ボディガードとして必要だし)
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