エアール

クレイジー・パーティーのエアールのレビュー・感想・評価

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)
3.7
酒、コカイン、女、…
社の存続をかけて、夜のオフィスでどんちゃん騒ぎをしちゃいましょ 笑

クリスマス
1年の協議を経てようやく離婚が成立。
ほぼほぼ全財産を元妻に奪われてすっかり金欠ではあるが気持ちはすっきりジョシュことジェイソン・ベイトマン。

クライアント・サーバー型サービスを提供する大手社の支社で技術部長として働くジョシュ。
支社の長はまったく長らしくないクレイことT・J・ミラー 笑
ーー社風も個々の自由を重んじた社風で、規律なんぞ無縁もいいところ。

もともとクレイのパパさんがご立派な経営者だったようで
そのパパさんから会社を譲り受けた感じのようです。
クレイには姉がいて、彼女 キャロルが正式ではありませんが一応CEO代理。
ハーバード出身の曲者キャロルを演じるのがジェニファー・アニストン。
今回も好き勝手放題 笑

さて、支社の方では夜のクリスマス・パーティーに備えて通常業務の傍ら準備を進める社員たち。
いうて業務なんぞほとんどしてないけど 笑
そこへなんの前触れもなく現れるキャロル。
その目的は、支社の閉鎖を告げるためであった。
成長率が業界標準値で目標値には遠く及ばない、
無駄遣いになるので今宵のパーティーは中止、
経費の削減のため今後のボーナスはカット、
人員削減で約40%の社員を解雇、…
と平気な顔してキャロル。

社員は家族同然、
そんなことは許しませんとクレイ。
キャロルと火花を散らします。

今、業界で最も勢いがあって大手数社からもビジネス商談が持ち込まれているデータ・シティー。
ここを顧客に取り込むことができたら、
多額の契約を獲得できたら
閉鎖を考え直すとキャロル。

社を救うためにその話にのるクレイとジョシュ。
早速アポを取りデータ・シティー重役の一人であるウォルターと会うことに。
プレゼンするジョシュと主任SE トレイシーことオリヴィア・マン、そしてクレイだが、
残念ながらいい返事話はもらえそうにない。

このままでは…まずい。
そこで思いついたのが
キャロルが中止と命令した夜のクリスマス・パーティー。
もちろん敢行、そこにウォルターを招待し
この会社がサイコーであることを思い知らせることであった…。
果たして上手くいくのだろうか。


アニストンとベイトマン、すっかり見慣れた組み合わせ、
社員たちもみなさん曲者揃いで、
美人SEのオリヴィア・マンはさておき、
何かと細かくてうるさいメアリーにケイト・マッキノン、
男運がないシングルマザー アリソンことヴァネッサ・ベイヤー、
お色気とメアリーいじめを生きがいとするメーガンことお気に入りジェイミー・チャン、
自分の部下に美人の彼女がいるんだと嘘をついたネイトことカラン・ソニー、
ネイトがTELで1日彼女役をと依頼した娼婦にはスーパーモデルのアビー・リー・カーショウが扮する。

個性的な面々と狂ったパーティー、
これは是非参加しなくてはね。
エアール

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