Hiroe

フライト・クルーのHiroeのレビュー・感想・評価

フライト・クルー(2016年製作の映画)
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80年代の正統派ジェットコースタームービーを久々に見た気がしました。これがアメリカ映画なら「ふーん」で終わるのですが、「おそロシア」の映画だから面白い。ロシアでも指示に従わずに正しいと思うことをする(反体制的な)人間をかっこいいと思う風潮があるんだなと(すごく偏見ですが)思ったのでした。起承転結はっきりしてるところも正統派と思うのですが、転の部が始まってからは手に変な汗かくわ、ずっと歯を食いしばってたのか、終わったら顎が浮いてる感じするわ、なかなかすごい映画でした。「敵」が人間じゃない映画は、見終わった後に爽快感がありますね。終わりの方は、解決策が徐々に現実離れしてくのが笑えますが、まあそういうところは目をつぶって楽しむ映画です。本来なら大きな箱で上映する映画ですよね。ちょっと勿体無いかも。乗客と共にぎゃーとかわーとか言いたい感じでした。
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