ハンブルグ警察のニック刑事(ティル・シュヴァイガー)の仇敵であるフィラト(エルダル・イルディズ)はトルコの刑務所に収監されていたが、ある圧力で釈放されていた。
それを知ったニックの高校生の娘レニー(ルナ・シュヴァイガー)は母親の復讐の為に1人でトルコに向かった。
ところがレニーは逆に捕まり拉致され、ロシアに送られてしまう・・・。
ドイツのテレビドラマシリーズだったものが、この完結編のみ劇場用になったらしい。
おもいっきり前作からの続きですが、劇場版しか見てないと「なんのこっちゃ?!」じゃないですかね(笑)
シリーズの流れをダイジェストなどで一切映さないし、随分不親切な作りです。
シリーズを見てきた者としては完結編として非常に面白い。
フィラト自体は若干いい奴になってるし、そもそもニックの敵がフィラトではないですからね。
映画版という事で製作費も跳ね上がったのでしょう。
カーアクションもかなり豪快になってます。
赤の広場に巨大トラクターという光景は驚き!(笑)
ラストは緊張感溢れるシーンでした。
単品としてはどうかと思うが、なかなかの締めだと思います。