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バリーのqのレビュー・感想・評価

バリー(2016年製作の映画)
1.8
2021年79本目

うーむ。オバマの黒人と白人どちらとも馴染めない苦悩、一度しか会ったことのない父親への苦悩はわかる。でもそこしかなくて、そしてそこだけ切り取られすぎて、結局何も答えも出てないし、誰も幸せじゃないし、本人も楽しくなさそうだし、何がみせたかったのかまじでよくわからない映画だった。
登場人物が多すぎて、でもあとで何かあるのかと思ったら何もなかったり、出てくる必要あった?と後で思う人多数。あのシーン、何をみせたかったの??みたいなやつも多すぎ。そして一貫性がない。
誰ともうまくコミュニケーション取れないただの暗いやつみたいにしかみせられていないよ????それが狙いなの??

最後は何かを残してくれると期待し、きっと終わりには何かが…と思ったのにそのまま終わってしまった。え??終わり??ってなった。
全然いい映画とかじゃなかった。
これがオバマだからみんな納得してしまっている風だけど、映画としてこれでいいはずがないと思う…。
大学時代にフォーカスするにしても、映画としてもっと色々できたんじゃないんだろうか?

それとも、生きている人だから、あまり踏み込んで描けないとかなら、わざわざ映画つくらなくていいよ。。

あと音楽の入れ方とかダメ…。
あれだけ音楽好きな人なのに。
ちゃんとその好きが反映されてないし、ちゃんとそのシーンのその空間でかかってる感じだからこそ生きる音楽がただのBGMになっちゃってる部分が多かったのもいただけなかった。リアルな感じがない。
クラブのシーンで、当時かかっていた音楽じゃなくて、よくわからないBGMとか最も意味不明だった。

褒めてる人には申し訳ないが、本当にひさびさに時間の無駄という映画だった。
こんな中途半端な映画で結局オバマの何一つ知った気にもなれなかったんだもん。
だったらちゃんと時間をかけてオバマの本を読む。
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