今日も喉が痛い

軍旗はためく下にの今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

軍旗はためく下に(1972年製作の映画)
4.7
起きたらスマホが死亡してまして観た映画のメモとか全部消えたので二度とレビューなんて書かないんだからっ!とフィルマから距離を置いてたんですが何かと便利なのでちょくちょく見てるうちに書く意欲も少し復活したので、恥ずかしながら帰って参りました!と横井庄一さんの流行語を出したとこで本題に入ります。

小野田さん映画も今年あってこれはまた論争が起こりそうな予感はありますが、大ヒットしちゃう祖国の為に立派に死んだとかね、特攻に感動したとかね、そこだけフォーカスするとそういう事もあったんでしょうが、全体を見渡すとやはりそこはクソジャパンじゃないですか。どう見ても。そこをちゃんと伝えて欲しい。この映画にも出て来ますけど140万人は餓死なんですよ。これ誰に殺されたってアメリカちゃいますよ、日本ですよ。ポンコツ国家に殺されてるんですよ。こんな状態だからあれをね、むしゃむしゃ食べちゃう。
悲惨、残酷、絶望、野蛮、異常、非情、憤怒、地獄の様な目を背けたくなる事を描いて心から戦争を憎む、ある程度の怒りを持たせるって凄く大事だと僕は思うんだけどね。

仁義なきの前に撮った作品だそうですが、この作品に既にいた金子信雄枠!腹立つ!もう本当に嫌になるね。何が嫌って金子信雄枠の人間が今も脈々と受け継がれてるんだからこれはもう衰退するわな。いや、まさかの森喜朗名誉最高顧問だとかね。そんなの検討してる時点で頭おかしいでしょ。あ!何も悪いと思ってなかったんだ!というのが分かりましたよね。
オリンピックだって問題腐るほど出てますしゲロも吐いてますし、まだ出てくるでしょうが責任取りませんよアイツら。絶対に逃げる。そして今の日本には逃げ切れる土壌がキチンとある。下の者が死ぬ。JOCの経理部長の自殺どうなったんだよ。それでも有耶無耶に出来るんだからチョロいぜジャパン。もうオリンピックで感動して気にも留めないのか。やっぱり開催して良かったってか。ふざけんなよクズ共。マジでくたばれよ。という気持ちにさせてくれる映画なのでオススメです!