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『軍旗はためく下に』に投稿された感想・評価

4.2
666件のレビュー
このレビューはネタバレを含みます

2025/7/12
昭和46年、終戦から26年経過したが、夫(丹波哲郎)を戦争で亡くした妻、左幸子が、夫の死が戦死ではなく、死亡と書き直された通知のために遺族年金ももらえない事で厚生省を何度も訪ねる…

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wkhrA
3.0
反戦映画であるとともに反官僚、反権威、反天皇制映画でもあると思った。エンタメじゃない方のガチバイオレンス。コントじゃない方のガチ不条理。
3.8

音も含め、演出はだいぶ苦手だったけど、ぐるぐる回っていく展開の面白さと、回るたびに痛感する戦争というものの悲惨さ、さらにはある意味無意味ともいえるような死の描き方、死の矛盾などなど、刺さるところもた…

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深作監督らしからぬエンタメなし、サスペンス風の重い戦争映画ですね。

昔の人は美化されがちですが、いつの時代も人の醜さは変わらない。下っ端ばかりが責任や後悔、苦渋を負わされ、A級戦犯やお偉いさん方は…

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5.0

きちんと天皇に戦争責任を問うていて、正直この頃より全然後退していると感じる。国が始めたことの責任を私たちが取らされるという妻の述懐は庶民にとってのあの戦争の全てで、国のためになど死ねないと若い兵士や…

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4.5
推理ものとしても、戦後日本が受けた傷のスケッチとしても素晴らしい。

南方戦線に従軍し「敵前逃亡」の罪で軍法会議にかけられ死刑にされたという冨樫分隊長(丹波哲朗)の妻(左幸子)は戦没者英霊にも加えられず遺族年金ももらえない事に納得せず毎年終戦記念日に役所へ出向き不服申…

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戦後二十数年がたち、未だに死の状況が不明な夫の詳細を調べるという話。永遠のゼロのパクリ元。単純に羅生門形式の面白みがある。丹波哲郎の演技が素晴らしい。ちゃんと錯綜する話に説得力をもたせる多面性がある…

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結城昌治の原作を深作欣二が映画化。夫の敵前逃亡の疑惑を、戦友を訪ね廻り、真相を探り出す妻。そして、飢餓、友軍相殺、人肉食、捕虜惨殺、上官殺害などが明らかになる。深作は「トラ、トラ、トラ」の監督料を投…

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昭和天皇,昭和46年.厚生省,旦那死亡確認妻,死亡届不明瞭,戦死線引き死亡書き換え,課長変わり,昭和21年,死刑話,昭和17年,旦那出発前抱き合い,便所泣き,昭和20年8月15日,昭和27年4月遺族…

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