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サマーズ・タウンのTOTのレビュー・感想・評価

サマーズ・タウン(2008年製作の映画)
3.8
イギリス北部ミッドランズからロンドンにやって来た身寄りのないトモとポーランド移民のマレク。
孤独な2人の少年が出会い、憧れの女性を一緒に追いかけて、喧嘩して、また遊んで、工事中のセント・パンクラス駅舎を臨んで旅立ちに胸膨らませる。
いつか終わる工事、変わっていく街、変わっていく自分。
なんてことないモノクロームの日常、なんてことないカラフルな夢、ただそれだけの素晴らしさ。
2人が、服が変だ、アクセントが変だと言いあって、トモが「服は脱げばいいけど、アクセントは治らないぞ」って偉そうにマレクに言うけど、いやお前も大概訛ってるからな…って突っ込まざるをえない。
トモ役のトーマス・ターグースの不貞腐れ顔が良い味。
マレク役の彼はこの作品しか出てないの残念、お尻かわいいのに。

ほぼ丸ごと未公開!傑作だらけの合同上映会にて
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