無差別イイネは咒殺

エクスペンダブルズ ニューブラッドの無差別イイネは咒殺のレビュー・感想・評価

-
紛争地帯に傭兵が乗り込むという展開、結構粗挽きなCGと、そういえばすっかり最近見なくなった懐かしい映画だった。
このシリーズは今思えば、かつて自分が活躍するも廃れたジャンル映画を批評的な視点も込みで作る、スタローンにとっての許されざる者だったのかもしれない。

現在進行形で生きている私たちにはこの価値は分からないが、何十年後に映画史を俯瞰した時に、80年代筋肉アクションにおける許されざる者として重要な一作になるのでは。
そしてイーストウッドよりある種凄いのは、ヒットにより続編を量産した結果、だんだん雑になり本当に消耗品になってしまった事。

そこで提案なのだが、むしろ予算はもう少し削り毎年正月映画としてやるのはどうか。
スタ×ステの序盤の絡みを見て、こういう関係性萌えだけで量産される映画も多いし。
そして毎度ジャンルを変える。
西部劇風とか、ハードボイルド風とか、チャンバラ風とか。
ゲストで毎年往年のあのスターは今的要素も。