ぶちゃ

エクスペンダブルズ ニューブラッドのぶちゃのレビュー・感想・評価

2.0
見る前から、ドルフ・ラングレンがSNSで愚痴ってる動画を見てしまっていたから酷い出来なのは覚悟していたけれど、思った以上に酷かった。

そもそも、エクスペンダブルズって、スタローンが最近アクション俳優食えねえよな?ってとこから始まって、離婚やなんやでピンチだったシュワちゃん、脱税でお勤めしてたウェズリースナイプス等RPGゲーム的に界隈に加入していくのが楽しかったり、そこに濃厚なチャック・ノリスの演出だったりがあったりで、お祭り映画としての面白みがあったと思う。

だからこそ、作品がスタローンの手を離れて不在のまま進むのは、今後のアクション映画というものの不穏しか感じさせない。
3のとき新進気鋭を取り込んだものの、明らかに失敗していたときとは、違った閑散とした雰囲気で物悲しい。
だからこそステイサム一人にたよるのだけれど、過去作は、キャラクター各々の個性というか長所があったから映えるのであって、今回はステイサムが一人で全部担ってしまってる、というか背負わせている。
だから"見せ場"の概念を独り占めしたステイサム映画にしかなってない。

ステイサムファンがステイサム映画として見る分にはいいかもだけれど、「エクスペンダブルズ」の看板を背負うには色が違いすぎるし、イコ・ウワイスも正直なところ推してたけれど賞味期限切れ感否めず...
というか、悪役にしろ、もっと見所を与えてあげて欲しかった不遇さ...

全部見て唯一の見所は、ラストのミーガン・フォックスの無駄な乳首ぼっちくらいかなと。
よく耐えて見てくれたね❤️と言わんばかり.....
ぶちゃ

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