許された子どもたちのまっちろっくのネタバレレビュー・内容・結末

『許された子どもたち』という題名から
あれ？許されちゃうの？って思いながら見たが、あー、許されてしまってからの加害者の子どもとその家族、被害者家族のその後を描い作品なのね、と見ながら確認しました。

いろんな事件をごった煮にして見たけれど、行き過ぎればこんな状況になるのは想像できる事ばかりで、そうね、天罰を下そうとしてくる人もいるわね、とか、あんたはやっぱり加害者である自分の立場が分かってないけど、それは親御さんの影響もあるわよね？とか、都度感想が頭に降ってくるけれど、加害者の親にも被害者の親にもなりかねない自分があっちこっちに感情が揺さぶられるので、
見終わった後、どっと疲れが出ました。

加害者の子供はかわいそうなのかもしれないけれど、可哀想な子供はいくらでもいるだろ？と自分の子供の頃を思い返して見ても甘えてんじゃねーと思ってしまって感情移入どころか嫌いだった。
それくらいきら役の俳優さんが上手かったと言うことなんだろう。

これが現実に近い映画なのだろうから、
やっぱりどんなホラーよりこう言う作品が恐ろしくて胸糞が悪い。