三度目の殺人のちどりんのネタバレレビュー・内容・結末

スッキリしないことこの上ない。
是枝監督独特の雰囲気で人間を裁く人間について考える。
人の命を奪ったその者の命を奪うのも人間。
何が正義なのだろう。
正しいモノサシとはどういったものなのだろうと考える。
本人にしかわからない真実。
その本人が嘘をついているのだから今の司法ではそれに対して裁く他どうしようもないように思う。
それにしてもモヤモヤする作品。
ラストのガラスに映った顔２つが並ぶカメラワークがとても印象的。
おそらく三度目の正直というやつ。
生まれて来なければよかったと思う主人公の犯した最後の殺人…深いオチ。
でも私の好みではない…。