マツモトタクシー

人間狩りのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

人間狩り(1962年製作の映画)
3.3
松尾昭典 監督作品


小田切(長門裕之)は警視総監賞を15回も貰った優秀な刑事である
しかし正義感が強すぎ融通が効かず非情で署内では煙たがられていた🚨

新宿の顔役、田口(小沢栄太郎)は捕まえても身替りを立てて罪を逃れてしまう
小田切は田口を許せず今回こそ、どうしても捕まえてやろうと締め上げていた

田口はぽろっと15年前の強盗殺人を自供するが「もう、時効だよ」とからかわれる
しかし調べてみると田口の勘違いで時効まで37時間残っていた

田口と共犯の房井(大坂志郎)さえ捕まえれば田口を罪に問える
時効までの残り少ない時間で房井を探し始める小田切だったが。。






以下ネタバレ


融通が効かない熱血漢の小田切と新人刑事でサラリーマン気質な湊との凸凹コンビでの捜索

大坂さんが殺人犯役だが今は真面目に生きていることにほだされ最後は手錠を掛けずに逃がして時効が成立😅
殺された遺族を思うと今の倫理観ではちょっと納得は出来なかった。。😅

憎々しい役は小沢さんならでは😁
小沢さんなら捕まってもいいけど大坂さんなら赦してしまう気持ちも分かる😅笑







朝からアイルランド人の老夫婦が御乗車🚖
チーフタンズ、バンモリが好きだというと盛り上がった🎵
「ムーンダンス」と「グロリア」を皆で口ずさむ🎶
「いつか大英帝国をやっつけて下さい」というマツタクのブラック・ジョークも受けた😁

滋賀と京都の関係に似ている
愛憎入り交じっているんだろうなぁ。。😅