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人間狩りのghostboatのレビュー・感想・評価

人間狩り(1962年製作の映画)
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傑作でした。長門裕之が演じるキチガイ刑事が37時間後に時効になる15年前の殺人強盗犯を追うノワールに色恋沙汰が無駄に絡み合うストーリーで超大好きなやつでした。ロケーション撮影が多用されまくりで大興奮。本物の電車内での撮影も出てきてたまらなかった。犯人を追って熱海や赤羽に行くんだが、その付近の駅もちゃんとロケ撮影された。撮影は冷めきったテンションなのに対して長門裕之の演技は常にハイテンション。このアンバランスさがたまない。オープニングの決め台詞→タイトルバックの流れもヤバすぎた。終盤の犯人と鉢合わせするシーンで突然出てきた雑なズームも最高。
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