遠い昔にも観た記憶があったけど、ダムへのダイブシーンしか残ってなくて、今回改めて観たらめっちゃ序盤だったから「???」ってなった。人間の記憶の甘さたるや。
途中の謎が解けたであろうシーンあたりで15分ほど寝落ちていたせいで最後まであんまりはっきりせずに終わった感じ。真実は本当にそれであってたの?とか、キンブルの処遇はどうなるの?とか、ちょっとずつ気になることはあるけど、まあ気にするほどでもないのかな。
ジェラードは妄執的に追う中で、同じように真実に出くわすけど、その内にキンブルを気にかけるようになっていったっていうのが、とても人間らしくて良かった。
逃げるキンブルと追うジェラードの構図は、ジェラードの固執っぷりも含めてLes Misérablesのバルジャンとジャベールのそれと似ている気がする。もしくは逃亡者と追跡者の関係はいつ如何なる時代でも一緒なのかしら?