一回だけ観た予告に惹かれ鑑賞。
ドキュメンタリーだとは知りませんでした。
ドキュメンタリーとは言え、主に主人公の提供した音声と映像によって構成されているので、fictionの可能性あり、と言うか、かなり主観的なドキュメンタリーです。
それでもとても interestingでした。
誰かになりきることなんて作家としては、当たり前の事だと思うのですが、アバター(しかも中性的でカワイイ)をたてた事が問題だったのでしょう。
素顔の自分と、自分がなりきった作家とのイメージがかけ離れてたから、
またそこに義理の妹という
ちょうどいい素材があったから、
出来たことだと思いました。
面白く見せるためでもあると思うのですが
時系列が跳んで、少し分かりにくいところもありました。
最後に、彼女を作家として成り立たせた(と、思われる)経験が描かれています。
これも一人称で描かれているので
fiction、或いは、思い込みかもしれませんが…。
本当なら、小説のきっかけとなったのでしょう。
有名人って、有名人が好きなんですねー(笑)
彼女に群がるセレブが面白かったです。
そして(たぶん観ていないので)
『サラ、いつわりの祈り』を観たいと思います。
2017.07.09 伏見ミリオン座にて鑑賞