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作家、本当のJ.T.リロイの猫のレビュー・感想・評価

作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)
3.4
一回だけ観た予告に惹かれ鑑賞。
ドキュメンタリーだとは知りませんでした。
ドキュメンタリーとは言え、主に主人公の提供した音声と映像によって構成されているので、fictionの可能性あり、と言うか、かなり主観的なドキュメンタリーです。
それでもとても interestingでした。

誰かになりきることなんて作家としては、当たり前の事だと思うのですが、アバター(しかも中性的でカワイイ)をたてた事が問題だったのでしょう。
素顔の自分と、自分がなりきった作家とのイメージがかけ離れてたから、
またそこに義理の妹という
ちょうどいい素材があったから、
出来たことだと思いました。

面白く見せるためでもあると思うのですが
時系列が跳んで、少し分かりにくいところもありました。

最後に、彼女を作家として成り立たせた(と、思われる)経験が描かれています。
これも一人称で描かれているので
fiction、或いは、思い込みかもしれませんが…。 
本当なら、小説のきっかけとなったのでしょう。

有名人って、有名人が好きなんですねー(笑)
彼女に群がるセレブが面白かったです。
そして(たぶん観ていないので)
『サラ、いつわりの祈り』を観たいと思います。

 2017.07.09 伏見ミリオン座にて鑑賞
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