レオ

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦のレオのレビュー・感想・評価

2.2
子供が考えた最強の仮面ライダー/スーパー戦隊の空想をつなぎ合わせたのかというぐらい、突飛な展開と盛り沢山な要素に絶句 and 困惑しながら観てました。
毎年恒例のお祭り映画だけど何故かメインは主人公ではなく、ヒイロ、アムちゃん、ナーガです。
ナーガは最近のスーパー戦隊シリーズの中でも特にハマってしまったキャラですが、突然のピックアップに推している私すら嬉しさを越えてラッキーへの申し訳なさに頭を抱えてしまう。

そんな今作ですが、『スーパーヒーロー大戦』というゲームの世界に入り込み勝ち抜き選を行う!というのが見所。
エグゼイドも5人チームを作りますが、選抜での会話は本当オタク向き、ネタが分かるとクスっとしちゃいます。
他のチーム名も『警察』『ウーマン』『TAKAIWA(スーツアクターさんの名前)』等々でなんとなーくメンバーに想像がついてとても楽しい。
これ、今だったらチーム『純烈』作っちゃうでしょ、ねぇ、ゴローちゃん?

バトルシーンは劇場版だけにカメラアングルが様々です。
最終バトルのゴチャゴチャ感はやはり健在ですが、vsアマゾンズはカメラワークもスタントもすごい。
非常階段の飛び降りるというシンプルな動作だけに恐らくCG無しで驚きです。
アマゾンズ、まだ未見なのでこれを機に観ようと思うぐらいには良かった…でもHP10 vs HP10000 というチートさに引く。
アイテムのチートぶりにも引く。


映画館で観る直前に近所のスーパーのイベントで松本寛也さん他キュウレンジャー関係者が来てて『これから観てきます!マジレンジャー大好きです!ビートバスターも好きです!(言いたいことを短時間でぶつけるタイプのオタク)』と言ってしまった手前、なんとか面白い所を見いだせねばと思ったけど同行した友人が『つまらなすぎて逆にすごい、どういう思考があればこんなの作れるの?』という激辛コメントに震えるしかないのであった…。
レオ

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