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MEG ザ・モンスターのzitaのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
3.5
B級の代名詞のサメ映画のくせにステイサム起用してハリウッドで3D仕立てにしてあまつさえ世界中でヒットさせるとは何事だ!フカヒレにするぞ!と言うことで、色んな意味での地雷臭を存分に感じながらほいほい見に行きました。だって巨大モンスター映画大好きですし。(ステイサムは別に…)

前半の深海から未知の存在が徐々に脅かしてくる一連のシーンは、ドラえもんの海底鬼岩城よろしく超好みで、非常にワクワク致しました。てか、メガロドンの造形がちゃんと描かれてる時点ですごい。サメ映画のくせに。と油断してたら、後半になってから「このままA級で終わると思うなよ」とも言うべき、クソ展開の逆襲がはじまり、特にビーチの一連のシーンはほんと何がしたかったのかと。ある種、クソであるが故のサメ映画の矜持をかろうじて保ったとも言える。

まあとにかく一番許せないのは、色々な事情が垣間見える、監督自身も言っていた流血シーンの皆無さでしょうか。もうダメ…シャークネード見ょ…。
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