このレビューはネタバレを含みます
アメリカではポピュラーな里子の話。里子の心情を丁寧に描いた、もはやバイブル的な作品になるのでは?一度も実の親と会った事がなく、擦れて育ったギリー、とある里親に出会う事で、少しずつ心を開くのですが、この複雑な心情の表現が、主演の女の子がお見事過ぎます。
また、ギリーに関わる周りの演者が、キャシー・ベイツ、オクタビア・スペンサー、グレン・クローズと最強過ぎます。素晴らしい役への溶け込みっぷりでした。最後のキャシー・ベイツのギリーへの諭しは、誰しもの心に刺さる言葉ですね。胸に沁みました。