ノットステア

さらば愛しきアウトローのノットステアのレビュー・感想・評価

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)
4.3
ロバート・レッドフォードの俳優引退作。

16回の脱獄と銀行強盗を繰り返し、誰ひとり傷つけなかった74歳の紳士フォレスト・タッカーのほぼ真実の物語。
1980年代初頭、アメリカ。
ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけ。
被害者のはずの銀行の窓口係や支店長は、「紳士だった」「礼儀正しかった」と評価する。
事件を担当するジョン・ハント刑事もフォレストに魅了されていく。
心を奪われてしまった恋人もいる。



○感想
初めて父親と二人で映画に行った。映画館に来ている人はおじさんやおじいさんが多かった。
かっこいい。渋い。紳士的であることのカッコよさが身に染みた。楽しむことが大事。アウトロー。
ポスターでも着ているスエードのジャケット。中は薄い色のデニムシャツに色落ちし始めたくらいのGパン。カッコ良すぎる。似合いすぎ。スーツ姿も渋くてこれ以上ないくらいカッコいい。
シシー・スペイセクのカントリースタイルも美しい。乗馬とかカッコいいし。
カッコいいしか出てこない。。。
最後、また強盗するのかよと驚いた。
銃を所持してはいるものの、決して撃たない。撃たないんだろうなってことは観ていてなんとなくわかるから、安心できた。


映像もなんか古臭い感じがあって好みだった。調べてみると、古い機材が使われていたらしい。
https://theriver.jp/tomatg-making-photo/