試写会行きました!
名優ロバート・レッドフォードが俳優引退作と公言する最後の主演作!
1980年代初頭の米国。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる実在の銀行強盗、フォレスト・タッカー、74歳。事件を担当するジョン・ハート刑事も、追いかければ追いかけるほどフォレストの生き方に魅了されていく。そんな中、フォレストは仲間と共に、かつてない“デカいヤマ”を計画する…。
久しぶりに R. レッドフォードを堪能! 拳銃を持って銀行に押し入るものの、発砲せず、暴力も振るわず、次々と強盗を成功させるタッカー。その姿は、今風に言えば、“オーシャンズ・シリーズ”のようで、元祖イケメン俳優、レッドフォードに似つかわしい。また、(恐らく脚色だと思うが) 馬にまたがり荒野を進むシーンは、往年の勇姿を彷彿させる。ただ、元祖イケメン俳優も御年82歳。さすがに度アップのシーンは、年相応に見えてしまうが、それ以外は、まだまだスターの貫禄十分。本作で俳優引退というのは、とても淋しい気持ちになった。
